福岡エルフの木〜被災地の妊産婦さんと子供達に野菜を届けるプロジェクト

《被災地の方々に九州(糸島)産の無農薬野菜と「伴走する心」を届けます。また被災地以外の方々に食物と命の問題への意識喚起を行っていきます》ボランティア団体「福岡エルフの木」は、糸島産無農薬野菜を福島に届けるプロジェクトを行ってます。妊婦や授乳中の女性、子供達、仮設住宅の方々に少しでも笑顔になっていただければ幸いです。 →*2016年4月、熊本に震度7の地震が2度発生しました。福島の支援先の方々の要望もあり、熊本震災支援にも注力させていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。

知足です。

 本日、松末小学校(久喜宮小学校内仮設)に「松末の木と石の時計づくりワークショップ」の打ち合わせに行きました。→企画書PDF 11/12に松末小学校のイチョウの木の前で発想したものです。 →松末小学校文化祭


 卒業・終業前の児童と、教職員一人一人が、松末の森の木と、小学校の校庭の小石を使って時計をつくるワークショップです。以下が企画の趣旨です。

「材料の丸太は、上部からの流木を、松末小学校側に流れないようせき止めた杉です。災害後も立っていましたが、防いだ流木を片づけるために切られてしまいました。
 この木には、地域を守る強い力が宿っています。みなさんの手によ って工作し、大切なもの、愛されるものとして生まれ変わらせまし ょう。
 豪雨に負けずに立ち続けた松末の杉と、みなさんの思い出のつまった校庭の石をつかって、松末にしかない時計を作ります。 この時計は、みなさんのそばで新しい時を刻みながら、いつも応援してくれることでしょう。」


  お会いした松末小学校の教職員の方々はあたたかく発想が豊かで、職員室全体に明るいエネルギーを感じました。ものつくりをご一緒できることが楽しみです。みなさんの手の中で新しい時が動き出して行くようなワークショップになればと思います。
 WSは3月の授業の中で開催することになりました。今回はメディア関係の取材はお断りして、じっくりと松末に向き合っていただく時間を作りましょう、ということになりました(写真は仮設校舎)。

 この取組みは、九州大学の九州北部豪雨災害調査・復旧復興支援団の活動である、芸術工学研究院の「災害流木再生プロジェクト」の一環となります。時計だけでなく、小学校名と子供達の絵を刻んだ朝倉杉のしおりもプレゼントする予定です。
 この杉や松末小学校の姿が、絵本の「かたあしだちょうのエルフ(本活動名の由来)」に重なることから、先生方に絵本をプレゼントし、事前の読み聞かせをお願いしました。→絵本内容


 このワークショップで使用する木材は、松末小学校近くの杉岡世邦さん(杉岡製材所)の森のものです。流木をせき止めていた杉を使います。丸太の円盤は、乾燥すると通常割れが入ります。そこで、九州大学農学部の藤本登留先生のご協力を仰ぎ、2ヶ月かけて割れないための特別な乾燥をしていただいています(この技術は切り株工房の豊福沙織さんからの依頼で開発されたそうです)
 松末の木や、松末小学校校庭の土に触れる時間をみなさんと共に大切にできたらと思っています。


(写真は杉岡さんが製材した杉を、豊福さんが九大の藤本研究室へと運んでくださっている様子。急に乾燥しないように、ひとつひとつビニールをかけてくださっています。本当にありがとうございます)







知足です。

九州北部豪雨災害後、朝倉農業高校跡地は流木の集積所になりました。流木を(許可のもと)ピックアップしたのは4ヶ月前になります →7/227/26ブログ。本日再び集積所に訪れましたが、流木は根を残すのみとなっており、ほぼバイオマス化されたものと思われます。


この敷地内に「アグリガーデンスクール&アカデミー」という農業のビジネススクール(2014年開校)があります。家庭菜園や新規就農する成人の方々に向けて、農業を教える学校です。菌に注目した農業指導を行う吉田俊道先生(NPO大地といのちの会)も講座をもたれているそうです。
 本日、吉田先生が推奨されている「アナスタシア」という本の監修をされている岩砂晶子さんがスクールでお茶会を開いておられました。アナスタシアがシベリア杉などの植物を大切にすることから、災害流木しおり(杉)を販売してくださることとなりました。(その後まとめて購入してくださいました。心より感謝申し上げます)。
 私は伊都キャンパスで「土木と社会セミナー(工学部)」の講師を引き受けており、会自体には参加できませんでした。しかし、閉会間際の会場には助産師さんなどお世話になった方々がたくさんいらしており、嬉しかったです。岩砂さんやスクールのスタッフの皆さん、とても素敵な方々でお会いできたことを感謝しております。


 フリルで販売していたしおりは完売したのですが、購入された方々の受取確認が済んでいないものが残っています(もしこのブログをみられたら確認をお願いします)。済み次第、本日の分と合わせて朝倉市に義援金を送ります。学生にとっても貴重な体験となりました。本当にありがとうございました。

 また、松末、志波と同じく本年度で統廃合される久喜宮小学校の生徒さんのためにも、しおりを制作しました。近日中に久喜宮の杉岡さん(杉岡製材所)から小学校の方に渡していただければと思います。
 このしおりは、杉の素敵な香りがして、心を落ち着かせてくれます。子供達には、各小学校で過ごした時間を思いながら、ゆったりとした気持ちで本を読んでもらえたらと思います。流木が、子供達の手の中で、大切なもの・愛されるものになってくれたら幸いです。












知足です。
本日、朝倉市立志波(しわ)小学校で、「志波の市」が開催されました。柿などの特産品販売や絵本バス、たくさんのステージ演目等とても活気があり、志波地区のポテンシャルの高さを感じました。清々しく気持ちの良い場の力がありました。その中で、九州大学の尾方義人先生と学生たちが、小学生たちのために「グライダーワークショップ」(災害流木再生プロジェクト)を行いました。松本亜樹さん(志波小出身、菜の花プロジェクト)が地元との調整を行ってくださり、宮崎文彦さん(NPOひとのえん)はグライダー大会を盛り上げてくださいました。


まず、尾方先生たちが準備してくださったグライダーのパーツには、ひとつひとつ「2017志波」と刻まれていました。


子供たちは、会場にはいるなり、見本のグライダーを飛ばしてやる気いっぱいでした。最初に、尾方先生と松本さんから制作方法や流木を使うことの意味などの説明がありました。制作しやすいよう部品や作り方の説明書工夫されていて、子供達は集中して制作に取り組みました。

制作後はグライダー大会(飛距離と対空時間)が行われ、体育館に楽しそうな笑い声が響きました。子供達の生き生きした姿に、私たちも元気をもらいました。


入賞者には、尾方研手作りのメダルと賞品が、九州大学支援団の三谷泰浩先生から渡されました。知足研制作の流木しおりも参加賞として渡されました。(九州大学から島谷幸宏先生や佐藤宣子子先生、筑波大名誉教授の安藤邦廣先生、杉岡製材所の杉岡世邦さんなども会場に訪れてくださいました)


本当に楽しくて素敵なワークショップでした。子供達もとても喜んでいました。
尾方先生、学生さんたち、松本さん、志波PTA会長・後藤達也さんをはじめとする地域の方々や保護者の皆様、大変お疲れ様でした。




知足です。

 災害流木再生プロジェクトとして、九州大学学生がデザインした災害流木のしおり(限定100枚)ですが、おかげさまで多くの方にご購入いただきました。心から感謝申し上げます。 販売サイト→FRIL

 昨日、朝倉市の松末(ますえ)小学校の文化祭に参加しました。
 会場は松末小学校ではなく、久喜宮(くぐみや)小学校でした。全校生徒(先生も)のダンスがとても素敵で、会場にパッと明るいエネルギーが発散されました。児童に注がれる地域のあたたかさや愛情を隅々に感じました。素晴らしい一体感でした。
 ただメデイア(TV)のカメラがあって大丈夫かな、と思いました。親御さんの一人が「子供たちがテレビのカメラを向けられるのを嫌がっている」とこぼされていました。被災者、特に子供たちをメデイアで消費しないよう、一層の思いやりが必要だと痛感しました。
 校長や関係者に、松末小学校の銘の入った災害流木しおりをプレゼントしてきました。本年度で閉校になることもあり、喜んでいただけて嬉しかったです。今後、子供たちの絵を刻んだしおりを、一緒につくったりプレゼントすることができればと思っています。

 文化祭前、松末小学校で助産師の友人(先月松末でいのちの教育をされた今井さん)と待ちあわせをしました。
 校庭に、大きなイチョウの木があり、私はその木と、校庭の土にゆっくり触りました。天気がよかったのもあり、フワッとあたたかいものが手に流れました。7/22に九大の調査で訪れた時を思い出していました。(→7/22報告)
 できれば年内に子供たちと流木と校庭の小石をつかった時計づくり(→松末の木と石の時計作りPDF)ができたらいいなと、ふと思いました。 字盤の数字のところに小石をはめ込む作 りにしたいです。業制作を学校に残すことができない子供たちに、 新しい時を刻むものを持ち帰ってもらえたら、と心に描きました。
 先月、 助産師の今井さんはいのちの授業として、子供たちに「生まれ直し」のワークショップをしたとのこと。話をうかがった際、とても感動的で涙がでそうになりました。福岡エルフの木は妊産婦さんや子供たちへの支援を続けており、助産師の方々に多く関わっていただいています。いのちに関わる仕事は、本当に素晴らしいと心から思いました。








知足です。
2017年7月、九州北部は未曾有の豪雨災害に見舞われました。九州大学では、「九州北部豪雨災害調査・復旧復興支援団」を結成し活動を続けています。その一環として九州大学 芸術工学研究院では「災害流木再生プロジェクト」を行っています。
 このプロジェクトは、災害流木のいのちを未来にむかう力として再生させるものです。流木を使った栞(しおり)の収益は朝倉市の義援金となり、復興の一助となります。デザインと制作は、学生を中心に行っています。限定100枚(50組)です。朝倉杉の香りと風合いを届けます。
FRIL(フリル)のサイトで、2枚組1000円(12種類)で発売です。各デザインに学生のコンセプトを載せています。 https://fril.jp/shop/a035f6bd2066ac4fa8d7fcc62e29905c     [九州大学芸術工学研究院知足研究室]
 *東日本大震災支援、熊本震災支援、九州北部豪雨災害支援を行っている、本サイト「福岡エルフの木」の口座で収益を預かり、朝倉市義援金として寄付する予定です。

 11月9日(木)18:15-19:00、FBS福岡放送「めんたいプラス」の番組の中で、本活動を紹介していただきました。(→番組内容紹介)  松藤ディレクターを始めスタッフの皆様、ご協力ありがとうございました。



知足です。
昨日「災害流木再生プロジェクト」の一環として、学生たちと災害流木洗浄を行いました。朝倉の杉岡さん(杉岡製材所)にご協力いただきました。
まず、杉岡さんが、ご先祖から受け継いだ杉の森に案内してくださいました。7月の調査では立ち入り禁止になっていたところです。通行止めの先を眺めながら、杉岡さんは「あの木、残っていてほしいが...」と呟かれておられました。祖父様から大切にしてきた杉の大木(おじいさんの木)があったそうです。(→杉岡さんの新聞記事)  しかしながら、残念なことに杉はそこになく、想像できないほど地形ごと変容してしまっていました。


以下は杉岡さんからいただいた、災害前の画像です。6時間800mm、24時間1000mmの異常な降雨量による災害の恐ろしさを痛感しました。


木は一日で成るものではありません。下草を刈り、枝打ちをし、間伐をしてきた人の手間と、日々の太陽を浴びて成長してきた木の時間の重みが、深く胸に刺さりました。

この森の端に位置する木々は、透過型砂防ダムのように、上から流れてきた流木を堰き止めたそうです。災害に耐えて立っていたのですが、ダメージを受けているために切り倒され、杉岡製材所に運ばれてきました。私たちはその杉たちの小口(切断された面)についた泥と石を洗浄させてもらいました。
現在、知足研究室では、災害流木による栞(しおり)作りにとりんでいます。学生たちの様々なデザインによる栞を限定100枚(2枚1組)で来週末から販売予定です(フリーマーケットサイトFRIL)。収益は義援金として寄付予定です。






知足です。
 九州大学では、2017年7月の九州豪雨災害発生後に「九州北部豪雨災害調査・復旧・復興支援団」を結成し活動を続けています。その一環として九州大学 芸術工学研究院では「災害流木再生プロジェクト」を行っています。このプロジェクトは、災害流木のいのちを、 来にむかう力として再生させる ものです。
 流木を使った栞(しおり)の収益は朝倉市の義援金とし、復興の一助にできればと考えています。被災地の復旧を第一に考えつつ、支援の気持ちを送り続ける仕組みを構築するための試みのひとつです。
 災害流木は泥や石を含み、傷が多く製材には手間とコストがかかります。被災地の杉岡製材所に協力していただき製材を行なっています。値段はひとつ500円と考えています。 学生デザインの栞をフリーマーケットアプリで販売できるよう学生と取り組んでいます。 →災害流木しおり販売サイトFRIL
(2枚1組で販売です)

プロジェクトは以下のアドレスで紹介しています。


知足です。
10月5日にNHKの報道番組「NHKシブ5時」が、九州豪雨災害支援「災害流木再生プロジェクト」を取り上げてくださいました。下道ディレクターや魚住アナウンサー、撮影スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。生中継による全国放送の大変さを垣間見ました。
災害から3ヶ月間の様々なこと(流木被害や松末小学校の泥出しの様子など)が丁寧に紹介され、最後に私共の大学工房がうつされました。身内ながら、学生達が手を動かして考える姿に、何か「未来」を感じました。

この放送内容が、「TVでた蔵」(システムインテグレータのテレビ放送の情報検索サービス)というサイトで紹介されていました。 NHKシブ5時内容説明へのリンク
またJCC株式会社(TVメタデータの検索サービス)→報道内容へのリンクでも紹介されていました。感謝申し上げます。

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[テキスト内容引用]
2017年10月5日放送 17:00 - 17:06 NHK総合
ニュース シブ5時 (ニュース)

増水した川などに流れ込んだ流木によって被害が拡大したとされる九州北部豪雨。九州大学では、そんな流木を使って様々な製品を作る取り組みを行っている。先月、災害流木再生プロジェクトを立ち上げ、被災者に木工品を無償提供したり、売り上げを義援金にする予定とのこと。プロジェクトの立ち上げに関わった製材業を営む杉岡世邦さんは、「今回、木が人を傷つける側にまわってしまった。でも木に罪はない。なんとか流木を活かすことで人々の負の感情を変えたいと思いました」と話す。

災害流木再生プロジェクトに参加する学生の1人、鶴真由子さんは、「もともと廃材を使って新しいものを作るっていうことを勉強していて。今回水害で流木がたくさん出てしまったということで、自分の勉強していることを活かして何かできないかということで参加しました」とコメント。また、水の神様とされる龍の彫刻を制作し、完成したら地元の小学校に贈ろうと考えている知足美加子さんは、「流木から水の神様を掘り出して、地域を守るものになってもらう。そして、子どもたちに木と水をずっと好きでいて欲しい。子どもたちに地域を愛して戻ってきて欲しいと思っています」とコメント した。




福岡エルフの木   知足 美加子さま
NPO花の花     河邊 雅紀さま

こんにちは。NPOこみゅーん岩﨑です。皆様、お変わりありませんか?
本日、お野菜が届きました。ありがとうございます。
いつも、丁寧に新聞に包んで送っていただいているので、瑞々しいまま手に取っております。お手間もおかけしていますm(__)m ありがとうございます。今回はかぼちゃや栗などが入っていて、秋を感じさせていただきました。
そして今夜はお月見です。空を見上げたいと思います。


知足です。岩崎さん、お写真とあたたかいコメントをありがとうございます。季節感あふれるお便りで、嬉しかったです。熊本の生産者の方々も喜ばれると思います。私の子供たちは満月生まれです。満月付近は出産が多いと助産師さんが話していたのを思い出します。コミューン助産師会の方々もお忙しいのではないでしょうか。福岡の夜空を見上げ、福島や熊本、朝倉のことを思います。

*10月5日(木)NHK「シブ5時」17-18時の7分ほど、九州北部豪雨災害支援「災害流木再生プロジェクト」の紹介があります。生放送らしいです。


知足さま

福島県白河市たんぽぽサロンの永野です。ご連絡が大変遅くなり申し訳ありません。熊本からのお野菜、毎月予定通り届いています。 今月は13日にたんぽぽサロンに届きみんなで喜んで箱のふたを開けました。生産者の皆様の懸命な努力に私たちも励まされます。
 子ども達の写真を撮った後は、家でお料理した写真を…と数人のママ達。後から聞いてみると・・・「あっ!!写真忘れてた。撮る前にみんなであっという間に 食べちゃった。」ということで今回の写真は二枚だけ。このほかにたくさんの親子がいただいています。ごちそうさまでした。

御礼のお返事をしようとしたところに
台風での被害の映像が次々に流れ、こんな時に何だか私たちがお野菜いただくのがとてもとても申し訳ないような気持ちになってしまい メールできなくなってしまいました。
送っていただいた皆様、届いているか心配なさっているかと思います。
赤ちゃんも妊婦さんも幼稚園生もパパ達もたくさんのご家族が喜んでいます。
どうぞよろしくお伝えください。
          永野美代子

知足です。「こんな時にお野菜いただくのがとても申し訳ないような気持ちになってしまう」というお言葉に、永野さんの誠実さや優しさを感じます。私どものささやかな施しを、こんなに喜んでくださること自体が、一番の励ましになるような気がします。ありがとうございます。他者の苦しみに感応しない人はいません。仏教に「抜苦与楽」という言葉があります。 苦を抜き、楽を与えることが人間の生きる意味をなすのかもしれません。永野さんたちが喜んでくだされば、私たちは「楽」を与えられています。安心して喜んでいただければ幸いです。





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