福岡エルフの木〜被災地の妊産婦さんと子供達に野菜を届けるプロジェクト

《被災地の方々に九州(糸島)産の無農薬野菜と「伴走する心」を届けます。また被災地以外の方々に食物と命の問題への意識喚起を行っていきます》ボランティア団体「福岡エルフの木」は、糸島産無農薬野菜を福島に届けるプロジェクトを行ってます。妊婦や授乳中の女性、子供達、仮設住宅の方々に少しでも笑顔になっていただければ幸いです。 →*2016年4月、熊本に震度7の地震が2度発生しました。福島の支援先の方々の要望もあり、熊本震災支援にも注力させていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。

知足です。
 九州大学では、2017年7月の九州豪雨災害発生後に「九州北部豪雨災害調査・復旧・復興支援団」を結成し活動を続けています。その一環として九州大学 芸術工学研究院では「災害流木再生プロジェクト」を行っています。このプロジェクトは、災害流木のいのちを、 来にむかう力として再生させる ものです。
 流木を使った栞(しおり)の収益は朝倉市の義援金とし、復興の一助にできればと考えています。被災地の復旧を第一に考えつつ、支援の気持ちを送り続ける仕組みを構築するための試みのひとつです。
 災害流木は泥や石を含み、傷が多く製材には手間とコストがかかります。被災地の杉岡製材所に協力していただき製材を行なっています。
 九大支援団のメンバーである杉本先生のご厚意で、10月21日に九大アカデミックフェスティバルで、少数ですが販売していただけるこ ととなりました。ありがとうございます。 値段はひとつ500円と考えています。
 11月には、学生デザインの栞をフリーマーケットアプリなどで販売できるよう学生と取り組んでいます。プロジェクトは以下のアドレスで紹介しています。


知足です。
10月5日にNHKの報道番組「NHKシブ5時」が、九州豪雨災害支援「災害流木再生プロジェクト」を取り上げてくださいました。下道ディレクターや魚住アナウンサー、撮影スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。生中継による全国放送の大変さを垣間見ました。
災害から3ヶ月間の様々なこと(流木被害や松末小学校の泥出しの様子など)が丁寧に紹介され、最後に私共の大学工房がうつされました。身内ながら、学生達が手を動かして考える姿に、何か「未来」を感じました。

この放送内容が、「TVでた蔵」(システムインテグレータのテレビ放送の情報検索サービス)というサイトで紹介されていました。 NHKシブ5時内容説明へのリンク
またJCC株式会社(TVメタデータの検索サービス)→報道内容へのリンクでも紹介されていました。感謝申し上げます。

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[テキスト内容引用]
2017年10月5日放送 17:00 - 17:06 NHK総合
ニュース シブ5時 (ニュース)

増水した川などに流れ込んだ流木によって被害が拡大したとされる九州北部豪雨。九州大学では、そんな流木を使って様々な製品を作る取り組みを行っている。先月、災害流木再生プロジェクトを立ち上げ、被災者に木工品を無償提供したり、売り上げを義援金にする予定とのこと。プロジェクトの立ち上げに関わった製材業を営む杉岡世邦さんは、「今回、木が人を傷つける側にまわってしまった。でも木に罪はない。なんとか流木を活かすことで人々の負の感情を変えたいと思いました」と話す。

災害流木再生プロジェクトに参加する学生の1人、鶴真由子さんは、「もともと廃材を使って新しいものを作るっていうことを勉強していて。今回水害で流木がたくさん出てしまったということで、自分の勉強していることを活かして何かできないかということで参加しました」とコメント。また、水の神様とされる龍の彫刻を制作し、完成したら地元の小学校に贈ろうと考えている知足美加子さんは、「流木から水の神様を掘り出して、地域を守るものになってもらう。そして、子どもたちに木と水をずっと好きでいて欲しい。子どもたちに地域を愛して戻ってきて欲しいと思っています」とコメント した。




福岡エルフの木   知足 美加子さま
NPO花の花     河邊 雅紀さま

こんにちは。NPOこみゅーん岩﨑です。皆様、お変わりありませんか?
本日、お野菜が届きました。ありがとうございます。
いつも、丁寧に新聞に包んで送っていただいているので、瑞々しいまま手に取っております。お手間もおかけしていますm(__)m ありがとうございます。今回はかぼちゃや栗などが入っていて、秋を感じさせていただきました。
そして今夜はお月見です。空を見上げたいと思います。


知足です。岩崎さん、お写真とあたたかいコメントをありがとうございます。季節感あふれるお便りで、嬉しかったです。熊本の生産者の方々も喜ばれると思います。私の子供たちは満月生まれです。満月付近は出産が多いと助産師さんが話していたのを思い出します。コミューン助産師会の方々もお忙しいのではないでしょうか。福岡の夜空を見上げ、福島や熊本、朝倉のことを思います。

*10月5日(木)NHK「シブ5時」17-18時の7分ほど、九州北部豪雨災害支援「災害流木再生プロジェクト」の紹介があります。生放送らしいです。


知足さま

福島県白河市たんぽぽサロンの永野です。ご連絡が大変遅くなり申し訳ありません。熊本からのお野菜、毎月予定通り届いています。 今月は13日にたんぽぽサロンに届きみんなで喜んで箱のふたを開けました。生産者の皆様の懸命な努力に私たちも励まされます。
 子ども達の写真を撮った後は、家でお料理した写真を…と数人のママ達。後から聞いてみると・・・「あっ!!写真忘れてた。撮る前にみんなであっという間に 食べちゃった。」ということで今回の写真は二枚だけ。このほかにたくさんの親子がいただいています。ごちそうさまでした。

御礼のお返事をしようとしたところに
台風での被害の映像が次々に流れ、こんな時に何だか私たちがお野菜いただくのがとてもとても申し訳ないような気持ちになってしまい メールできなくなってしまいました。
送っていただいた皆様、届いているか心配なさっているかと思います。
赤ちゃんも妊婦さんも幼稚園生もパパ達もたくさんのご家族が喜んでいます。
どうぞよろしくお伝えください。
          永野美代子

知足です。「こんな時にお野菜いただくのがとても申し訳ないような気持ちになってしまう」というお言葉に、永野さんの誠実さや優しさを感じます。私どものささやかな施しを、こんなに喜んでくださること自体が、一番の励ましになるような気がします。ありがとうございます。他者の苦しみに感応しない人はいません。仏教に「抜苦与楽」という言葉があります。 苦を抜き、楽を与えることが人間の生きる意味をなすのかもしれません。永野さんたちが喜んでくだされば、私たちは「楽」を与えられています。安心して喜んでいただければ幸いです。





知足です。

 九州大学では、九州北部豪雨災害調査・復旧復興支援団を結成し支援を行ってきました。その一環として、芸術工学研究院では「災害流木再生プロジェクト」に取り組んでいます。被災地である杷木町出身の松本亜樹さんが、地域の方々と芸工をつないでくださり、被災地の小学校において、子供のためのワークショップ「飛べ!グライダーを開催できることとなりました

 本企画は、子供達にグライダーを制作してもらい、空に飛ばしながら、思いきり駆け回るという ものです。秋の空を見上げて走る1日が、様々な困難を経験している子供達の心を解放してくれることを祈ります。2017年11月に開催予定です。NPOひとのえん(宮崎文彦さん)、いとしま菜の花プロジェクト、朝倉東部木材協同組合などが協力してくださいます。

http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/glider.html

 松本さんはご実家がある志波地区が(母校の志波小学校も)被災し、深く心を痛めておられました。9月13日に行われた九州大学災害支援団の報告会に参加され、芸工の取り組みに感銘を受けられ、プロジェクトのことを地元の方々に丁寧に説明してくださったそうです。15日に、めんたいワイド(FBS福岡放送)の特集で、災害流木再生プロジェクトが取り上げられたことも大きかったと思います(視点の深さとタイミング)。

 それらのおかげで、グライダーのワークショップ開催、および小学校への彫刻設置のお話が随分前に進みました。 朝倉の子供達を真摯に思うみなさんの心が、地域のコミュニティの方々に届いた結果だと思います。松本さんやめんたいワイドの内田さんのおかげです。本当にありがとうございました。

 9月25日に、ふるさと創生の会の例会でお話しすることとなりました(→案内)。ここに来られる企業の方々と、被災地に寄り添い、支援する仕組みとは何かを考えたいです。


知足です。
 豪雨災害被災地・朝倉市の杉岡製材所(熊本震災支援ちいさいおうちプロジェクトメンバーでもある杉岡さん)のご協力のもと、芸術工学部の災害流木再生プロジェクトが進んでいます。
 田上先生は那珂川町との協働で公共施設の看板を、朝倉流木による板倉作りで制作中です。尾方先生は流木による家具やグライダー作り(子供達とのワークショップ)に取り組まれておられます。朝倉流木ロゴも制作してくださいました。朝廣先生は、黒川地区の農地再生などに関わっておられます。また世界的デザイン拠点づくり関係者(城先生、稲村先生、伊藤さん、津田工房長など)もデザイン思考による復興の提案をされています。

 
 私は9/8から、樹齢132年の樟(くす)の災害流木に鋸を入れました。災害の衝撃で目割れを起こしている部分では、チェーンソーが火花を散らすことがあります(小石が噛んでいる)。水を含んだ木はズッシリと重く、容易に鋸はすすみません。年度内には完成させる予定です。杷木の流木なので、完成したら杷木の小学校関係に寄贈できればと個人的に考えています。モチーフを龍にしたのは、水害から地域を守るというメッセージとともに、ゲーム等でドラゴンに親しみを持つ子供達をエンパワメントできればと思ったからです。
 芸工メンバーの制作風景や杉岡製材所をFBS福岡放送の「めんたいワイド」という番組が取材してくれました。9/15 (金)16-18時の11分放映だそうです(ホークス優勝だと後日に延期)。


 9/13、九州大学椎木講堂で災害支援団報告会(速報)が行われました。被災地で生きる人々に寄り添い、復旧復興のために多様な分野の研究者が災害に光をあてました。敏速かつ慎重さをもって、客観的なデータや踏査から導き出された分析は、どれも聞き応えのあるものでした。
 9人の登壇者のうち、 私は(人間的な社会デザインを志向する)芸術工学の立場から「文化、観光、創造」の切り口でお話をしました。被災者の心や暮らし、歴史文化を尊重した復旧復興を行いたいと支援団が考え、登壇する機会を与えられたことに感謝してます。



(いわき市NPOコミューン様より)
こんにちは。皆様お変わりございませんか?
本日、お野菜が届きました。いつもありがとうございます。
これから産後ケア入院のママさんがいます。このお野菜のお料理で、元気モリモリになっていただきます!ありがとうございました。
NPOこみゅーん 岩﨑

 知足です。コミューンの岩崎さんより、野菜寄付の御礼が届きました。「元気モリモリ」の言葉に、こちらが元気をいただいたような感じがします。福島の方々が前を向いて歩かれている姿は、様々な災害を体験している他地域をエンパワメントしてくれます。ありがとうございました。

 先週、お知らせしていた「九州大学・九州北部豪雨災害報告会(速報)」について、チラシを添付します。以下のサイトでも紹介されています。 入場無料でどなたでも参加できます。
  • 成29年9月13日( 水) 13:00- 16:00
  • 九州大学伊都キャンパス、椎木講堂コンサートホール

 知足です。
 昨日、朝倉杷木地区の災害流木が、杉岡さん(杉岡製材所)によって、九州大学芸術工学部の方に搬入されました。
 朝倉県土整備事務所の許可を得て、流木集積所(旧朝倉農業高校)に取りに行ったものです。→7/26ブログ

 広葉樹の大きな樟(くす)も流れており、根元は直径が130cmほどありました。こんな大きな木が流れる水量とはどれ程のものかと実感しました (降水量:6時間800mm→24時間1000mm)。樹齢132年とのことです。
 樹皮に石や泥がかんでおり、そのまま製材すると、製材所のノコギリがダメになってしまうので、高圧洗浄機で洗いながら製材してくださいました(写真は杉岡さん提供)。木の中のウロに、泥水がまだはいっていたそうです。
 災害時の衝撃で、目割れという縦に入る割れやたくさんの傷が入っています。また、水を含んで重量が増しており、製材も大変だったと思います。本当にありがとうございました。

 ヒノキと杉も搬入していただきました。尾方先生をはじめとする芸工メンバー(田上先生、朝廣先生、城先生、稲村先生、津田工房長、伊藤テクニカルスタッフ)と力を合わせて、創造力によって復興に貢献したいと思っています。

 9月13日(水)13:00~椎木講堂ホールにて「平成29年7月北部九州豪雨災害報告会(速報)」行われ、様々な分野の研究者の方々から報告があります。(私も15分、 文化と復興という枠でお話しすることになりました)

福島の辺見さんより、お見舞いをいただきました。ありがとうございました。辺見さんは助産師で、母子支援室まごころを運営され、震災後の妊産婦さんを支えてこられた方です。タンポポサロンさんに譲られるまでの3年間野菜送付支援を受け入れてくださいました。(旦那様は建築家の辺見美津男さんで、本年度「木の建築賞大賞」を受賞されたそうです。おめでとうございます!私も一度招いていただきましたが、米蔵を子育て支援と建築事務所としてリノベーションした素敵なな空間でした) 応援の優しい気持ちをいただくと、本当に力を得ます。
 現在、九州大学では九州豪雨災害調査・復旧復興支援団(49名)が、 方面から災害にアプローチしています。
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知足美加子 様

今晩は。西日本は猛暑とのことで本当に知足様はじめ九州北部災害被災者の皆様は大変な日々を暮らしておられることと思い心が痛みます。
また、知足様のご活躍、「災害流木を再利用する試み」本当に素晴らしい!と心から感激しまた、応援いたします。さすがですね。

 こちらはやっと仮設住宅が必要なくなり,弊社の近くの双葉町仮設住宅約110棟は解体され昭和町と三島町にその材料を使って住宅が建てられる段階(福島県のプロジェクト)となりました。
「応急仮設住宅撤去業務設計及び移住促進住宅モデルプラン作成業務委託」入札で弊社が取りました。 夫はここまでやることが目的だったのでと。
 
私は知足様のそちらでのご活躍を想像しながら、ここ福島にいます。
何もできない私は、微力ながら知足様の活力になればと「福島から特産の桃」を送らさせて頂きました。(中略)
そちらは台風5号の影響が出ているのではないでしょうか。自然は誰もコントロールできません。被害がでないことを祈るばかりです。猛暑の折、くれぐれもご自愛くださいませ。          辺見間智子

知足です。

 九州北部豪雨災害では、土石流と流木が多くの家屋を破壊しました。朝倉市杷木の杉岡さん(杉岡製材所)は「木は子供のようなものだ。生まれてこなければよかったと思わせたくない」と話されてました。また、杷木の友人も「人はあらゆる感情を昇華させ、創造的な何かへと変えていけるということを、その流木 を使って子どもたちに伝えられたらどんなに素敵だろうと思うのです」と話してくれました。
 災害流木は泥水につかり、石をかみ、傷だらけです。再利用するには、想像以上に手間がかかります。それでも、負のイメージとなった流木を、創造の力で「記憶を留める何か」に生まれ変わらせたい。そう願わずにはいられません。

 そのような、杉岡さんの思いをうけて、私は流木で彫刻を作る予定です。
杉岡さんは、ご自身の山の流木で、杉岡製材所に板倉構法の倉庫を作りたいと、おっしゃっていました(ちいさいおうちプロジェクト)。住民の方々のお気持ちに配慮しながら、災害流木を建築、デザイン、アートに活用し、地元の方々の収入源になるような小さなお仕事が生まれてほしいと願っています。

本日、杷木の流木集積所で、許可をうけた流木をレスキューする取り組みをしました。杉岡さんがダンプカー(丸太を掴むグラップル)とチェーンソーを用意してくださいました。私も小口をチェーンソーで切断する作業を手伝いました。この日の朝倉は35度。汗だくでした。

 
 朝倉県土整備事務所の方が現場にきてくださり、黒川地区の方がよい流木があるかもしれないとのことで、黒川に行くことになりました。
 途中に寺内ダムがあり、ダムが流木を堰き止めていました。


 黒川地区には「共生の里こども美術館」があります。黒川は実家の英彦山に所縁がある場所でもあり(黒川院があった)、災害直後からずっと気にかけていました。代表の柳和暢さんが現場にいらっしゃったので、お話をうかがいました。柳さんも、押し寄せた流木や岩を、アートに変えたいと言われていました。これから文化の力で立ち上がっていきましょう、と握手しました。


 朝倉市の避難所「サンライズ杷木」の日野博さんと面談しました。避難所の運営組織図をいただきました(名前を伏せてあります)。避難所利用者の自治組織がしっかりと機能していて、素晴らしいと思いました。地域の日頃のコミュニケーション力が、防災と復興の鍵だということがよくわかります。この杷木地区の避難所の在り方は、今後の避難所運営を指南してくれるものと思います。
 本日は、この避難所にキッチンカー(調理ができる車両)が、野菜料理や温かい汁物を作ってくれていました。感染症の心配から、炊き出しボランティアはストップしていましたが、その場で調理する場合は許可がおりるようです。

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