福岡エルフの木〜被災地の妊産婦さんと子供達に野菜を届けるプロジェクト

《被災地の方々に九州産の無農薬野菜と「伴走する心」を届けます。また被災地以外の方々に食物と命の問題への意識喚起を行っていきます》ボランティア団体「福岡エルフの木」は、九州産無農薬野菜を福島に届けるプロジェクトを行ってます。妊婦や授乳中の女性、子供達、仮設住宅の方々に少しでも笑顔になっていただければ幸いです。 →*2016年4月に熊本地震、2017年7月に九州北部豪雨災害が起こりました。福島の支援先の方々の要望もあり、熊本震災や九州北部豪雨災害復興支援にも注力させていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。

知足さま

福島県白河市たんぽぽサロンの永野です。数日前にお野菜が届きました。今月もみんなとても喜んで受け取ってくれました。
食べているところか、調理したお料理の画像をお願いしたのですが…まだ届きません。夢中で食べちゃったのかもしれないので 待たずに ブログをアップしました。
皆様によろしくお伝えください。ありがとうございました。

永野様。いつもあたたかいレスポンスをありがとうございます。大変お忙しいとのこと、お身体を大切にされてください。お返事等の手間が、永野さんのご負担を増やしていないか心配です。野菜とお子様のお写真、かわいいです。


 白河市の辺見間智子さん(「母子支援室まごころ」出張助産師・思春期保健相談士)から立派な桃が届きました。福島県福島市FRUIT FARM KATO(→HP)の加藤修一さんによる「吟壌桃」です。加藤さんは土壌全ての表土を削り徹底した除染を行った上、酵素農法によって有機栽培を行っています。蟹ガラや魚粉、生大豆などの素材を発酵熟成させ肥料とするそうです。発酵に関わ(高温の中で生きる)微生物には、何か計り知れない力があると農学部の研究者が言っていたことを思い出します。未だに発見されていない微生物がたくさんいるとのことです。箱をあけてみると、手間ひまかけた彫刻と同じような(私が彫刻家ですので)、ずっしりとした存在感のある桃が現われました。農園の加藤さんと、助産師の辺見さんの優しさ、それから福島への愛を感じました。心から感謝申し上げます。
 辺見さんは、震災直後に連絡がつながった助産師の方で、現在の配布先であるコミューン助産師会や子育て施設を紹介してくださいました。(辺見さんの子育てサークルにも野菜配布を行ってましたが、2014年からご辞退されており、その分を郡山市の仮設住宅の方々に送付できています)辺見さんのご人徳の高さに、深い敬意を表します。         
                                 (知足美加子)




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いつも自分だったらと考えたときに、皆様のことを祈らせていただきます。
(寄付を)させていただけることに、心から感謝しています。

                      花崎望

花崎さんより、ご寄付をいただきました。いつもあたたかいお気持ちを送り続けてくださる花崎さん。福岡エルフの木だけでなく、様々な非営利事業に対してご支援をされているとのこと。本当に頭がさがります。「自分のことで精一杯」と考えると、思考は自ずと自分中心になってしまいますが、花崎さんのように利他の思いに満たされていれば、心が解放され自由になれるような気がします。言葉より行動が大事だということ、花崎さんからご教示いただいています。

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知足さま

こんばんは。福島県白河市たんぽぽサロンの永野です。ご無沙汰しています。お元気でしょうか?

毎月、野菜が届いています。変わらぬご支援、本当にありがとうございます。
子ども達、ママ達いつも喜んで受け取っています。なるべくならたんぽぽでもみんなで一緒に食べたりしています。
震災からなんて長い時間が過ぎてしまったのでしょう?私の心の中では、復興はまだまだだと感じています。
雨が降るたびに、原発はどうだろう?汚染水は?と心配になります。今年、初めてたんぽぽサロンの庭で水遊びを始めることにしました。
本格除染は、今年の秋からですが引っ越してきてから、自分たちで庭の整備をしたり、ホットスポット除染をしたりと努力してきたので、思い切ってピクニックシートを敷き、土に触れないように、縁側から出入りして水遊びを楽しむことにしました。
それでも、ママ達の中から、
「園で花の蜜を吸おうとする子どもの様子を見て、どきっとして、とめたほうがいいのでしょうか?震災前なら何とも思わなかったことに不安を感じてこどもの行動が気になり言葉かけを躊躇している自分に気づき哀しい・・」
というご相談を受けました。
今後も親子の笑顔のために「今」できることを丁寧に続けて いくつもりです。

 永野様、お便りとお写真をありがとうございました。嬉しく思います。水遊びに関するお話「土に触れないように」という文言にハッとしました。震災から4年たって、土に触れないように子どもを歩かせる保護者の方々の心配を、どれだけ他県の人間が意識しているでしょうか。風評被害を起こさないように沈黙している人々の気持ちを、どれだけの人が想像できているでしょうか。原発事故の功罪のひとつは、「何を信じていいのかわからない」という価値観の混乱をもたらしたことだと思います。加えて、不安に思っていることを口にすると迷惑を与えるかもしれないという、暗黙の抑圧を生み出してしまいました。永野さんたちに申し上げたいのは、伝えてくだされば、少なくとも子どもを育てている人間はみなさんの気持ちを共有できるということです。話を受け止めることしかできませんが、これからもみなさんを思っています。

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 福岡市南区「ユーオン芸育社」、福岡県宗像市の「大人と子どものピアノ教室」の2社から多額のご寄付をいただきました。あたたかいご厚意に、心より感謝申し上げます。感謝状を郵送にて送付しております。いつも支援してくださっている花崎望さんが、2社に働きかけてくださいました。皆様、本当にありがとうございました。大切にいたします。花崎さんが原発問題に関する書籍を読まれたとき「今も口に出来ずに、変な空気感に封じ込められ、叫ぶ事はおろか呟く事すらも思考することも放棄させられた人たちがいる...」と感じられたそうです。表現の自由という時、声をだしたくても出せない「沈黙の声」にまず耳を傾けようとすること、その声が形になることを塞き止めないことを、まず考えるべきなのかもしれません。その姿勢が、人間が人間であることを担保することに繋がると思っています。

(知足)

知足さま
今月も 新鮮なお野菜を届けて頂きまして、ありがとうございます!
今日は アレルギーっ子ごはんの開催日でした。
メニューは中華で、餃子、サラダ、春雨スープです。
参加したお子様が 特にお気に入りだったのが送って頂いた“トマト”です。
おいしいねえ♡甘いね♡と とても喜んでもぐもぐと食べていましたよ。
笑顔が素敵なお写真を 添付します!
不安定なお天気が続くようですので、御身体ご自愛ください。
 NPOこみゅーん  事務局 吉田 (特定非活動営利法人 Commune with 助産師)

輝くような笑顔のお写真をありがとうございます。本当に美しいお母様の笑顔に、心洗われました。ご寄付いただいたみなさんのお気持ちが、先方にお届けできたことが実感できて、私も嬉しいです。いつもみなさんのこと応援いたしております。何か祖母のような気持ちで野菜を送っています。

アレルギーっ子ごはん③アレルギーっ子ごはん①アレルギーっ子ごはん②




3/8(日)にサザンピア博多で行われた「バスティンコンサート」(福岡バスティン研究会、主宰・福本幸子氏)のなかで、花崎望さんが本活動を紹介してくださったそうです。
そして、たくさんのあたたかいお気持ちがこもったご寄付が集まったとのこと。
本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。ご寄付に、花崎さんからのお手紙が添えられていました。

「主宰の福本先生がご快諾くださり、午前午後共に15分ほどお時間いただきました。朗読演奏、エルフの木の活動、福島の皆さんの現状、「忘れないでほしい」という言葉を、ミドポン(花崎さんの天国の息子さん)の話と共にお伝えさせていただきました。
会場に集まっていた一人一人、もしかしたらその後ろにも繋がる心がつまっているのではないか、と思います。
生徒さんたちも静かに真剣にお話を聞いてくれました。ママに募金をお願いしてくれるお子さんもいました。ママが子供に「今日、ドレスを着てピアノを弾けるのは当たり前ではないんだね」と話しかけておられました(お財布内のお金をほぼ全て寄付してくださったそうです。ありがとうございました)
本当の心が伝わり、嬉しく思います。子供たちが忘れずに成長していってほしいと願います。
いつもいつも、このようなことをさせていただけることに、心から感謝しております。」

バスティン研究会の皆様、花崎様、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。二度にわたる多額のご寄付を、大切に役立てて参ります。
今日は、3月11日。勤務先の九州大学には半旗があがっておりました。子供たちは、学校で黙祷を捧げたとのことです。
日本中の人間が、あの日と、あの日から続く様々な出来事に、心をそそぎ、祈りと愛を捧げています。
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知足さま

 

 大変ご無沙汰してしまい申し訳ありませんでした。お変わりございませんか?

先日、こみゅーんに お野菜が届きました。とても新鮮な きのこや色鮮やかな葉物たちです。

子育て支援の アレルギ―っ子のお料理教室がありましたので、ありがたく 頂きました。

メニューは、きのこのあんかけパスタ、小松菜のスープ などです!

参加された方も とても喜んでくださいました。

 添付させて頂きましたお写真は、四歳のお嬢様が小さな手で、一生懸命お手伝いをしている所です。

普段は あまり好んできのこ類を食べないそうですが、おいしいねと、もりもり食べていましたよ!

いつも 変わらぬご支援に感謝するばかりです。

日々暖かくなり春に少しずつ近づいておりますが、どうぞ お身体を大切になさってください。

 

 NPOこみゅーん  事務局 吉田

2.13アレルギーっ子おうちごはん

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NPOコミューンさんからのメールとお写真を拝受しました。お手間をとらせないように、と思いつつも、こうしてお野菜たちが役立っていることを実感できることは、うれしいものです。

昨年、白河市の楽子さんが支援を遠慮されたことを除けば、月一の野菜送付(いわき市のコミューンさん、郡山市のmama'sサポート助産室MUNAKATAさん、白河市のたんぽぽサロンさん、郡山市仮設住宅NPO昭和横丁さんの4か所)は、2011年から途切れていないことになります。支えてくださる皆さんのおかげです。4年目の3月11日が近付いています。これからも「忘れない」ということを続けていけたら、と思います。


 

 

 

白河市たんぽぽサロンの永野さんより、お礼とプレゼントが届きました。お正月に、NPO花の花のみなさんから、お餅が福島に贈られました。エルフの木では、送料のみ支援させていただきました。(花の花の河邉さんは福岡エルフの木の一員)
花の花の障害のあるメンバーや地域の方々が心を込めてついたお餅は、本当に優しい味がしたことでしょう。角餅の福島の方は、福岡の丸餅を珍しがってくださいます。
お礼に、たんぽぽサロンのお母様方が手作りしてくださったコルクボードと、絵葉書(ひらたゆうこさん制作)が届きました。絵葉書には、可愛いイラストに以下のような文章が添えられています。
「まだまだ いろいろあるね。でもたくましく生きるぞ」
「子どもたちの笑顔を真ん中に、ひとりじゃないよ、と支え合ってきた。そんな姿をたくさんの人に知ってほしい。そして その裏側にいっぱいの涙があったこともね。今も続いているんだってことも伝えなきゃね。」
「苦しいばかりじゃなくて、泣いてばかりじゃなくて、よく笑った。よく食べた。そんな日々が重なって、今日がある。坂の上の一軒家のたんぽぽサロン。」
素敵な贈り物をありがとうございました。

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知足です。花崎ご夫妻より、あたたかいご寄付をいただきました。
「心から活動し続けてくださること、繋がっていて下さることに感謝の気持ちでいっぱいです。(寄付)させていただけることに、主人と二人いつも感謝だよね、ありがたいよね、と。そんな夫婦の時間をいただけることもにも重ね重ねありがとうございます。」と、お便りいただきました。
花崎さんのお言葉、心の姿勢には、いつも感銘を受けます。
この活動は、「かたあしだちょうのエルフ」という絵本から始まったものです。私が小さなころ読んだ本なのです。その中に、片足を食いちぎられながら仲間を守ったダチョウのエルフが、だんだんに仲間に忘れられ、荒野に一人たたずんでいるページがあります。そのポツンとした姿が、いまだに強く胸に刺さっています。「忘却」の悲しさを、生まれて初めて実感した瞬間だったと思います。忘れないということを続ける、そのことがこのささやかな活動の根幹にあるのです。
それを理解し、実践してくださる花崎さんご夫妻に、深い感謝をおくります。ありがとうございました。

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