知足です。

 災害流木再生プロジェクトとして、九州大学学生がデザインした災害流木のしおり(限定100枚)ですが、おかげさまで多くの方にご購入いただきました。心から感謝申し上げます。 販売サイト→FRIL

 昨日、朝倉市の松末(ますえ)小学校の文化祭に参加しました。
 会場は松末小学校ではなく、久喜宮(くぐみや)小学校でした。全校生徒(先生も)のダンスがとても素敵で、会場にパッと明るいエネルギーが発散されました。児童に注がれる地域のあたたかさや愛情を隅々に感じました。素晴らしい一体感でした。
 ただメデイア(TV)のカメラがあって大丈夫かな、と思いました。親御さんの一人が「子供たちがテレビのカメラを向けられるのを嫌がっている」とこぼされていました。被災者、特に子供たちをメデイアで消費しないよう、一層の思いやりが必要だと痛感しました。
 校長や関係者に、松末小学校の銘の入った災害流木しおりをプレゼントしてきました。本年度で閉校になることもあり、喜んでいただけて嬉しかったです。今後、子供たちの絵を刻んだしおりを、一緒につくったりプレゼントすることができればと思っています。

 文化祭前、松末小学校で助産師の友人(先月松末でいのちの教育をされた今井さん)と待ちあわせをしました。
 校庭に、大きなイチョウの木があり、私はその木と、校庭の土にゆっくり触りました。天気がよかったのもあり、フワッとあたたかいものが手に流れました。7/22に九大の調査で訪れた時を思い出していました。(→7/22報告)
 できれば年内に子供たちと流木と校庭の小石をつかった時計づくり(→松末の木と石の時計作りPDF)ができたらいいなと、ふと思いました。 字盤の数字のところに小石をはめ込む作 りにしたいです。業制作を学校に残すことができない子供たちに、 新しい時を刻むものを持ち帰ってもらえたら、と心に描きました。
 先月、 助産師の今井さんはいのちの授業として、子供たちに「生まれ直し」のワークショップをしたとのこと。話をうかがった際、とても感動的で涙がでそうになりました。福岡エルフの木は妊産婦さんや子供たちへの支援を続けており、助産師の方々に多く関わっていただいています。いのちに関わる仕事は、本当に素晴らしいと心から思いました。