知足です。

4/1、福岡県太宰府市のバレエサークルクララによる公演「Like  Elf  (エルフのように)」を拝見しました。被災地支援活動の着想を得た名作「かたあしダチョウのエルフ(ポプラ社)→絵本説明ページ」をテーマした子供たちのバレエ公演です。
 この絵本は、3/6の豪雨被災地松末小学校の子供達にも読み聞かせしたものです。→松末時計づくりワークショップ

 動物の子供役の子供たちのあどけなさ、踊り手の少女たちの楚々とした美しさと力強さ、舞台構成、音楽、全て調和して、感動的で素晴らしい舞台でした。 

 企画したバレエの先生は、私の古くからの友人です。福岡エルフの木の活動に賛同し、企画してくれたそうです。
 実は共通の大切な友人が前日に危篤状態となり、私たちはその友人の手を握って愛を送りました。公演の朝、彼女は旅立っていきました。お通夜の前に、私は公演に向かいました。亡くなった親友が、毎年このバレエサークル発表会のグラフィックデザインを担当していたからです。彼女の気持ちと一緒に、美しく悲しくあたたかい舞台を涙と共に拝見しました。

 「命を惜しむ」、それが「愛おしい (いと、おしい)」という言葉の語源だと聞きました。旅立った彼女が残してくれた大きな愛を大切にしていきます。

*豪雨災害被災地復興支援として、倒木した山桜(添田町吉木)で、彫刻をつくることになりました。添田町がクラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げています。その彫刻のモデルは、英彦山修験の花開童子です。被災された方々や自然環境のため精進したいと思います。
 今年亡くなった母や親友の供養にもなるかと思います。(花開童子は親友と似ているので)
 母の生前のメモに「桜は、それを見ることができない人のために咲いている」とありました。



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